http://365yen.jp/news/2010/10/33097/ 雑誌ローリングストーン誌9月号によると、全米でベスト25に入る素晴らしいレコード店、アメーバミュージック。
独立系のこのレコード店、同誌によると「レコード愛好家が夢見る究極のおもてなしの店」なんだそうです。
創業者のひとり、ウェインステインは53才。高校を出てすぐ当時の全米最大のレコード店で働きました。
「早起きしなくてもいいし、髪も切らなくていい、それがレコード店のカルチャーってやつさ」
ウェインステインが33才の時に、300平米ほどのメキシコ料理店の跡地に最初の店舗を開きました。
近所には既に5軒のレコード店がある場所でしたが、噂が噂を呼んで、何と初日に1万ドルもの売り上げを記録しました。
それから5年後、2軒目をボーリング場跡地に。さらに2001年に3軒目となる最大規模のハリウッド店をオープン。
完全な独立系だったため、アメーバミュージックはバージンやタワーレコード等のレコードチェーンの盛衰を
横目に生き残ることが出来ました。
「大概のチェーン店はビデオディスプレイで最新の流行曲を垂れ流したりしていたが、我々は断固として、
メジャーもインディーも同列に扱ったんだ。壁にメジャーレーベルのポップなんて置かなかったし、レコードやCDを
平置きするスペースを金で売ったりなんてしやしなかった。俺たちの客はそれを知ってるから来てくれるんだ」
(ちなみに日本の大手レコードチェーン店は、販促協力も大事な売り上げとしてどこでもやっていました)
(続く)