京都年金者組合は、15日に円山音楽堂で開かれる「年金者一揆in京都」の成功をめざして4日、
四条通の河原町、烏丸、大宮、西院の交差点4カ所で街頭宣伝を行いました。
烏丸四条で府本部の吉田靖書記長は、高齢者で組織している年金者組合が全国で10万人を
突破し、医療・介護・福祉、暮らしを守るために頑張っていることを紹介し、円山音楽堂で行う
集会やパレードへの参加を呼びかけました。
そして、「私たちは後期高齢者医療制度を即廃止して当面老人保健に戻すこと、無年金者・
底年金者をなくし最低保障制度を消費税増税なしで創設することなどを求めています。
現政府は後期高齢者医療制度を廃止して国保制度などに統一すると言っていますが、中身は
やはり75歳で差別し、あわよくば65歳まで差別を拡大し負担を押しつけようとの方向が検討
されており、絶対許せません」と訴えました。
同交差点では、本部役員と南・下京・伏見の各支部の組合員が呼びかけ、チラシを手渡しました。
中年男性の通行人は、「同僚の分も4、5枚ほしい」とチラシを持ち帰ったり、年輩の女性は
「私は前原さんなど、民主党を支持しとったんやけど、最近はあかんね。医療や福祉はどうする
つもりなんやろか? おかしいですね」と言いながら演説に聴き入っていました。(仲野良典)
京都民報web
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