尖閣事件で支持率急落に「説明しなければならない」と官房長官
仙谷由人官房長官は1日午前の記者会見で、産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の
合同世論調査で、沖縄県・尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件をめぐる政府の対応などが原因で
菅内閣の支持率が48・5%に落ち込んだことについて、「この種の問題の関係について、
説明していかなければならないなと改めて思っている」と述べ、国民への説明に努める考えを強調した。
仙谷氏は支持率について「現時点ではそうなんですね、という受け止め方はさせていただく」と
下落理由などに関して具体的な言及は避けたものの、今回と同類の事件が「これからも起こりうる」と指摘。
国会などを通した説明で一連の政府の対応について国民に理解を求めていく考えを示した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101001-00000547-san-pol ビデオ提出、慎重に対応=日本人拘束踏まえ―政府・民主
仙谷由人官房長官は1日午前、国会内で民主党の鉢呂吉雄、羽田雄一郎衆参両国対委員長らと会談し、
沖縄県・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の状況を撮影した海上保安庁のビデオの取り扱いについて協議した。
衆院予算委員会は先月30日の理事会で、政府に提出を要求することを決定したが、
会談では準大手ゼネコン「フジタ」の社員1人がなお中国国家安全機関に拘束されていることを踏まえ、
慎重に対応することで一致した。
これに先立ち、仙谷長官は首相官邸で柳田稔法相と前原誠司外相、馬淵澄夫国土交通相と会談。
ビデオの取り扱いについては、仙谷長官に一任することになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101001-00000051-jij-pol