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149 監督(北海道)
ルワンダ:政府軍の隣国侵攻で「虐殺の要素」−−国連

 【ヨハネスブルク高尾具成】国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は1日、
コンゴ民主共和国(旧ザイール)の人権状況に関する報告書を公表し、隣国ル
ワンダのツチ人主体の現政府軍が96〜97年、ザイールに避難していたフツ人
住民らを多数殺害したことについて「大量虐殺の罪に当たり得る要素がある」
と結論付けた。

 報告書は「大量虐殺」と断定するかについては「裁判所が決める」としているが、
ルワンダ政府は「受け入れられない」との声明を出して猛反発している。スーダン
・ダルフール紛争の国連平和維持活動(PKO)に派遣している部隊を撤退させる
可能性も指摘されている。

 ルワンダでは94年、当時のフツ人主体政権がルワンダ大虐殺を実行し、ツチ人
ら80万〜100万人を殺害。大虐殺直後にツチ人主体の武装勢力が政権を奪取
したため、報復を恐れたフツ人らが隣国ザイールに避難した。

 報告書で問題とされたのは、ツチ人主体の新政府軍が96年にザイールに侵攻
した際、フツ人避難民らを報復的な意味合いで多数殺害したとされる疑惑。今年
8月に外部に流出した報告書案では、軍が「大量虐殺」を働いたと断定されていた
ため、ルワンダ側は報告書公表前から猛反発していた。

http://mainichi.jp/select/world/news/20101002dde035030034000c.html