http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20100928/CK2010092802000138.html 来月末に一般公開
レッサーパンダの“双子の赤ちゃん” 日本平動物園で元気にすくすく
静岡市立日本平動物園(同市駿河区)で27日、7月中旬に生まれたレッサーパンダの双子の姉妹が報道陣に公開された。2匹は飼育員の人工保育ですくすく育っており、
じゃれ合う姿は、縫いぐるみのようなかわいらしさ。10月末に一般公開されるという。
動物園によると、27日現在、姉は体長35センチ、体重980グラム、妹は体長33センチ、体重1095グラム。誕生時に比べ、体重は約7倍、体長は約2・5倍に成長した。
ヨチヨチ歩きで追いかけっこをしたり、かみついてじゃれあったりと2匹は元気いっぱい。勢い余って飼育ケースから飛び出してしまうため、
2週間ほど前からは屋根付きのケージに引っ越した。すりつぶしたリンゴを混ぜた特製ミルクを飲む一方、先週からはササもかじり始めるようになったという。
動物園によると、レッサーパンダの人工保育成功率は約2割。順調に育つ2匹の姿に、飼育員の鈴木和明さん(59)は「元気にここまで育ってくれて本当にほっとしている。今後は離乳が課題。動物園の人気者になってほしい」と話している。