仙谷「国債発行なしでどこまで可能かという所から入りたいという方向で考えるという事だろうと思う」

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1 庭師(栃木県)

“新たな赤字国債発行避けたい”

仙谷官房長官は記者会見で、政府が臨時国会に提出したいとしている
今年度の補正予算案について、財源として新たな赤字国債を発行することは
できるだけ避けたいという考えを示しました。

今年度の補正予算案をめぐっては、菅総理大臣が27日の政府・民主党首脳会議で
編成を正式に指示することにしており、財源について、菅総理大臣は、先週、
ニューヨークで同行の記者団に対し、「まずは国債を発行しないで、どのくらいまでの
財源が可能かというところから入りたい」と述べました。これに関連して仙谷官房長官は、
27日の記者会見で、記者団が「新たな国債の発行はできるだけ避ける方針か」と
質問したのに対し、「菅総理大臣の発言をわたしなりに理解すると、補正予算を編成する
にしても財源的にはそういう方向で考えるということなんだろうと思う」と述べ、
補正予算案の財源として新たな赤字国債を発行することはできるだけ避けたい
という考えを示しました。そのうえで、仙谷官房長官は「野党がどういう反応をするのか
見極めが重要だ」と述べ、補正予算の編成にあたっては野党側の理解を得ることを
重点に作業を進める考えを示しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100927/t10014218491000.html