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84 沢庵漬け(愛知県)
キウイ、臭すぎて絶滅の危機に瀕す→研究者「消臭剤つくろうぜ」

【9月25日 AFP】外来動物に捕食されて絶滅の危機にひんしているニュージーランド固有の鳥たちを
消臭剤が救うかもしれない。現地紙ドミニオン・ポスト(Dominion Post)が24日、伝えた。
 ニュージーランドには、有名なキウイなど多くの固有の鳥が生息している一方で、在来種の陸生
ほ乳類が存在していなかった。そのため、外から持ち込まれたネコやオコジョなどの動物に捕食され、
固有の鳥類の生息数が大幅に減った。

 ニュージーランドのカンタベリー大学(Canterbury University)の研究者、ジム・ブリスキー(Jim Briskie)氏
によると、ニュージーランド固有の鳥類は、ほ乳類が生息する地域で進化した鳥類と異なり、羽づくろいで
羽を保護するための分泌物が強いにおいを発する。このにおいを捕食動物にかぎつけられて襲われているという。

 キウイはマッシュルームやアンモニアのにおいがし、飛べないオウムとして知られるカカポ(フクロウオウム)は
「かびたバイオリンケース」のようなにおいがする。このにおいが、これらの種が絶滅の危機にひんしている
原因の一部になっている可能性もあるという。

 同国の基礎研究基金、マースデン基金(Marsden Fund)から60万ニュージーランドドル(約3700万円)の
資金提供を受け、今後3年かけて在来種の鳥類のにおいを研究するブリスキー氏は、将来的にはにおい
の強い鳥や、絶滅が特に危ぶまれる鳥の体臭を隠す消臭剤も開発できるだろう、と話している。(c)AFP

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2760039/6238800