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【こっちも】インドネシア VS マレーシア【漁船領有権】

 インドネシアと隣国マレーシアの関係が緊張している。両国が領有権を主張するリアウ諸島沖での紛争やマレーシアでのインドネシア人家政婦虐待事件が発端だ。
両国は、民族構成や宗教面で共通点が多いが、経済力ではマレーシアが圧倒している。国の規模では圧倒的に大きいインドネシア側に存在する根深い反マレーシア感情が背景にありそうだ。【ジャカルタ佐藤賢二郎】

 ◇発端は領有権問題
 先月13日、インドネシア海洋水産省の警備艇がリアウ諸島沖で操業していたマレーシアの漁船を拿捕(だほ)し、漁師7人を拘束。
マレーシア海上警察が対抗措置として、漁船に非武装で乗り込んでいたインドネシア側の係官3人を拘束した。両国とも数日後には釈放したが、インドネシアはマレーシアに謝罪を要求。
ジャカルタのマレーシア大使館前などで連日抗議デモが行われ、先月23日には活動家が大使館の建物やマレーシア国旗に人糞(じんぷん)を投げるなどして逮捕された。

 こうした行為にマレーシア側も「国家に対する侮辱」と反発。クアラルンプールのインドネシア大使館前でも抗議デモが行われ、双方の非難合戦が激化。
インドネシア・メディアが両国の軍事力比較を掲載するなど緊張が高まった。
 インドネシアのユドヨノ大統領は今月1日の演説で国民に冷静な対応を呼びかけ、7日には両国の外相がマレーシアで会談。領有権紛争のある海域での行動規定を策定することなどで合意し、対立は一時沈静化した。

 ◇家政婦虐待追い打ち
 しかし先週、マレーシアでインドネシア人家政婦の女性(26)が雇い主に暴行や性的虐待を受けていた事件が発覚したことで、インドネシアの反マレーシア感情が再燃。
22日には、約500人がジャカルタ市内のマレーシア大使公邸前などで、「マレーシア人は横柄だ」「国に帰れ」などと気勢を上げた。
 両国間では、昨年6月にインドネシア領海をマレーシア軍艦船が侵犯したとしてデモ隊がマレーシア大使館を包囲するなど、同様の問題が過去にも起きている。
マレーシアに約30万人といわれるインドネシア人家政婦についても「非人道的な扱いを受けている」という反感がインドネシア側に強い。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100922-00000104-mai-int