北海道の「常口アトム」元社員による強姦事件で会社社長へ金を要求した、元巡査金田智に実刑

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1 通信士(福島県)

不動産管理会社「常口アトム」元社員による強姦事件の口止め料名目で、同社社長から300万円を脅し取ろうとしたと
して恐喝未遂と地方公務員法違反の罪に問われた、札幌白石署留置管理課元巡査金田智(とも)大(ひろ)被告(28)
=懲戒免職=の判決公判が21日、札幌地裁であった。中島経太裁判官は懲役1年6カ月(求刑懲役2年6カ月)を
言い渡した。
官は懲役1年6カ月(求刑懲役2年6カ月)を言い渡した。

 判決理由で、中島裁判官は「現職の警察官4件が職務上知り得た情報を悪用し、私腹を肥やすことをもくろんだ卑劣で
悪質な犯行。警察に対する国民の信頼を大きく失墜させた」と指摘。「被告の刑事責任は重く、懲戒免職となったこと
などを考慮しても実刑が相当」と述べた。弁護側は執行猶予付き判決を求めていた。
 判決によると、札幌白石署の看守係だった金田被告は5月下旬、強姦事件の被告として拘置されていた常口アトムの
元社員(27)=一審懲役6年、控訴中=の手紙などを入手。事件の内容や被害者の名前、住所などを記し「情報を
内密に買って」とした脅迫文を同社社長あてに送り、300万円を脅し取ろうとした。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/252104.html