ロシア正教総主教 サハリン初訪問 北方領土は悪天で見送り
(09/21 07:06)
【ユジノサハリンスク大能伸悟】ロシア正教会121件のキリル総主教が20日、サハリン州の州都ユジノサハリンスクを訪れた。
総主教の訪問は初めて。当初予定していた北方領土の訪問は見送った。
ロシアの東端に位置するサハリン州は正教会の影響力が比較的小さく、正教会121件トップの訪問で信仰を強化する狙いがある。
23日まで滞在し、州内の寺院や修道院、サハリン南東沖のモネロン島を訪問する。
国後、択捉、色丹の3島訪問も計画していたが、「天候不順のため」(正教会)見送った。
総主教はインフラ整備などサハリン州の経済発展を評価。
一方で「人々の精神生活を憂慮している。信仰で人々の心が強くなるよう、願っている」と述べた。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/international/252068.html