イオンは総合スーパー(GMS)を抜本改革する。いわゆる“箱形GMS”の売り場分類を見直し、複数のカテゴリーを
専門店化、テナントの専門店と直営の専門売り場の垣根もなくし、圧倒的な品ぞろえで集客力を強化する。
まず同モデルの1号店として旧カルフール店舗だった千葉県の「イオン幕張店」をリニューアル。グループにはGMSが
約420店あるが、このうち300店の箱形GMSを、幕張店をモデルに専門性の高い売り場を集積した店舗に改める。
遅くとも2013年までに改革を終える。
“次世代”GMSのモデルに位置付ける「幕張店」は18日にオープン。ペット専門の売り場「ペットシティ」を長時間営業の
動物病院併設型としたほか、グループの靴専門店「ASBee」を導入。また雑貨を集積した売り場「R・O・U」の売り場を
約1500平方メートルと大型化した。
日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1120100921cfac.html