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442 工芸家(アラバマ州)

息子が銃乱射事件起こしたら誰の責任だあ?息子の不始末は親の責任だよな( ^ν^ )

 【ベルリン=松井健】息子が起こした銃乱射事件の責任をどこまで父親に問うことができるのか――。
ドイツで17歳の少年が15人を殺害して自殺した事件で、犯行に使われた銃の管理の過失を問われた父親(51)の裁判が議論を呼んでいる。

 ドイツ南部シュツットガルト近郊のビネンデンで昨年3月11日、ティムという名の少年が自分が卒業した学校や逃走先で銃を乱射し、
生徒や教師ら15人を殺害した後、自殺した。少年は父親が寝室の洋服ダンス内にカギを掛けずに保管していたピストルを持ち出していた。
事件はドイツ社会に深刻な衝撃を与え、銃規制が強化された。

 検察は、武器の所有者は扱う資格のない人間の手に武器が渡らないようにしなければならないとする武器法違反に加え、
過失致死傷罪でも父親を起訴した。独メディアによると、通常は略式命令で済ますケースだが、
なぜ少年がこんな事件を起こしたのか、理由を求めるやり場のない気持ちを抱える遺族の感情や
、銃器の所持者に対し管理をしっかりするよう威嚇する効果などを考慮したとされる。
公判では、父親の過失がなければ事件は起こらなかったのか、少年が持っていたとされる殺人願望に家族は気づかなかったのか、などが争点になる。

 犯行に直接関与していない親の責任を刑事裁判で問うのはドイツの裁判史上初めてだ。
シュツットガルト地裁は事前の審理でいったんは武器法違反のみでの審理と決めたが、
16日の初公判で担当裁判長は判決に際して過失致死傷罪も考慮するとした。有罪となれば最高で5年の禁固刑となる可能性がある。

 多くの遺族が詰めかけた初公判で父親は「肉体的にも精神的にも主張ができる状態ではない」(弁護側)としてほとんど発言せず、
親の口から何らかの説明を聞きたいと願っていた遺族を落胆させた。
「父親も息子を亡くして絶望に突き落とされ、すでに十分罰せられている」という同情論も一部にはある。

http://www.asahi.com/international/update/0920/TKY201009200201.html