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179 保育士(神奈川県)
歩行者と自転車の事故が10年間で6倍に激増、うち3割以上が中高生、歩道で跳ねたら人生終了だよ

歩行者対自転車の事故件数、10年で6倍に 県内 
 兵庫県内で、歩行者対自転車の事故件数が10年前の約6倍に増えていることが、県警のまとめで分かった。
神戸・阪神間など都市部に集中し、通学などに利用する中高生の事故が3割以上を占めた。
歩行者をはね、高額賠償を命じられる判決も相次ぐ。
県警は21日から始まる「秋の全国交通安全運動」の重点課題に位置づけ、注意を呼びかける。

 県警交通企画課によると、昨年に起きた県内の歩行者対自転車の事故は161件。
2000年の26件から激増した=図参照。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/Images/03456248.jpg
 地域別では、神戸市(42件)、尼崎市(27件)、西宮市(19件)などに集中している。
いずれも自転車側として中学生(13〜15歳)が30件、高校生(16〜18歳)が26件で3割以上を占めている。

 社団法人・自転車協会によると、県内の自転車保有台数は09年3月時点で約339万台に上り、
2000年より1・2倍に増えた。「交通手段に自転車を利用するのは、
健康志向やエコブームが背景にある」(県警交通企画課)とみられる。

 一方、自転車の走行ルールを見直した07年の道交法改正を受け、警察庁は、
自転車が歩道を走ることができる場合についても「歩行者優先で」などと呼びかけてきた。
 しかし、自転車側が過失の大きい「第1当事者」となった歩道上での事故は後を絶たない。
09年の161件中、歩道での事故は65件。
今年3月には、神戸市東灘区の歩道で女性(34)が自転車にはねられ、重傷を負った。
 こうした事故で、自転車側の加害者が歩行者に対し、数百万〜5千万円の損害賠償を支払うケースも少なくない。

 県警は悪質運転への取り締まり強化とともに、安全教室を開き、交通ルールの浸透を図る。
 県警交通企画課は「自動車に比べ、自転車利用者は講義を受けて交通ルールを学ぶ機会がない。
自転車が『交通弱者』でなくなる場合があることを認識してほしい」としている。