衣類を工夫、京で若者向けビジネス広がる
衣類に工夫を施し、付加価値を高めて売り出すビジネスが京都で広がっている。環境志向の高まりや独自性を
求める若者の増加に対応した需要創造の取り組みで、古いジャケットを再利用したバッグや着物用の
長じゅばんに変化するシャツなどユニークな商品が登場している。
紋付製造の一杢(いちもく)(京都市中京区)は、伝統的なウールの古着ジャケットを加工したバッグの
シリーズ「リツイード」を開発し、9月に発売した。
型が古いジャケットを集め、兵庫県豊岡市のかばん職人がツイードの特徴を生かしてバッグに作り替えた。
ジャケットの襟や胸ポケット、袖などをそのままバッグの機能に残すなど独特のデザイン性が20〜30代の
男性に人気という。
京都新聞 (10/09/10)
http://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20100910000072