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354 歴史家(福島県)

ケツ圧高めのババアに朗報!散歩にケツ圧を下げる効果が!

散歩後に血圧低下―。
白老町のポロト自然休養林でウオーキングを楽しんだ後に血圧の下がった人が47%いることが、しらおい森林療法研究会の調査で分かった。
森林浴効果とみている。データは、町民の健康づくりのほか、観光分野にも活用できそう。
研究会は、町内の自然ガイドらがメンバー。7月初旬から9月末まで、ポロト湖畔に小屋を建て、ウオーキングの前と後の血圧を測定した。
調査では、正常血圧の基準値を、64歳以下で収縮期130ミリエッチジー(oHg)未満、拡張期85未満、65歳以上は収縮期140未満、拡張期90未満とした。
測定したのは延べ399人。ウオーキング前の値が正常より高かったものの、ウオーキング後は正常の範囲に下がった人が98人。
正常より高いままながら、ウオーキング前より血圧値の下がった人も87人いた。
町内の70代の男性は、期間中延べ40回森を歩いたうち、34回で血圧値の改善がみられたという。
正常の範囲内で血圧値が上がった人も6人いた。前後とも正常の範囲内だった人は178人だった。
研究会の有田勝彦会長は「ポロト自然休養林には手付かずの森が約400ヘクタールもあり、さらには湖もある。
歩く人にとって見どころは多いはず」と話し、「森林浴はストレス解消に良いと言われてきたが、今回のデータはその裏付けとして大きな意味を持つのでは」と期待を寄せている。
白老町では、役場や観光協会が主体となり昨年度から「癒やしの森ビジネス事業」を展開中。
ウオーキングの名所として知られるポロト休養林や萩の里自然公園での森林浴をメーンに、温泉や地元の山菜料理などを組み合わせた旅行プランの実現を目指している。
今回の調査結果を癒やしの森ビジネスのPRパンフレットにも掲載し、旅行代理店などへ配る予定。
また、町健康福祉課は、町民の健康づくりを促す資料としても積極的に活用する考えという。

http://www.tomamin.co.jp/2010s/s10091601.html