道内
【ウェブ特報】札幌連続女性暴行「容疑者の実家」ネットデマ 電話攻撃の全容(1)「違うって証拠あるのか」
(09/13 06:46、09/13 06:57 更新)
8月に札幌で発生した連続女性暴行事件(後に一人は死亡)で逮捕された男と同姓の
江別の不動産業者が、インターネット上で「容疑者の実家」と事実無根のデマを流布された問題は、
この業者が10万枚の打ち消しチラシを配布、業界団体も文書を出すなど、
地域ではうわさも収まりつつある。また、ネット上でも新たな書き込みはなく終息してきた。
被害にあった外山不動産の外山美喜雄社長(60)は 「地域や業界の人たちの協力に感謝します」と、
少しほっとした様子だ。事件発生直後には「抗議電話」が立て続けに鳴り、
精神的にかなり落ち込んだという。今回はその電話の一部を録音した内容を、
同種のトラブル予防の観点から外山社長の承諾を得て掲載する。
電話は8月26日午前11時半にあり、応対に出た社員に対し「社長を出せ」の一点張り。
社長に代わると「こんな事件を起こしてよくも恥ずかしくないな。ネット掲示板にお宅の息子と書いてある」と話し、
容疑者と無関係との説明を聞いても延々抗議を続けた。異変を察した長男の常務が機転を利かせて途中から録音。
抗議してきた相手は女性とみられる。
社長「インターネットのどこで見ましたか」
女性「いや、●●(ネット掲示板の名称)の」
社長「●●でしょ。それ違いますから。今、違いますからというのを(削除要請を)流しましたので」
女性「うん、それはあなたが違うといっても、その証拠が出ないと。息子さんが1人なのか2人なのかも分からないし」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/250823.html