働くナビ:不安定な仕事や人権を無視した職場で働く若者が増えています。
◆不安定な仕事や人権を無視した職場で働く若者が増えています。
◇高校の労働教育、広めて 「社会で生き抜くスキル、必要」
◇クイズ形式で法律身近に NPOが出前授業
高校3年生の就職活動が今月から本格化する。雇用情勢は一向に回復せず、アルバイトや派遣などの不安定な仕事や、
人権・法律を無視した企業で働かざるを得ない若者も増えている。
「自分の身を守るため、労働者に与えられた最低限の権利を学んでほしい」。そんな思いから今、労働教育の必要性が叫ばれている。
「朝礼や後かたづけの時間は、労働時間に含まれない」「現場の責任者に『やめてほしい』といわれたら、やめるしかない」
アルバイトで働く労働者の権利について、○×形式で答えさせるクイズだ。神奈川県立田奈高校のキャリア教育のテキストに盛り込まれている。
答えはいずれも×だが、間違う高校生が少なくないという。
http://mainichi.jp/life/job/news/20100906ddm013100030000c.html