天皇の墓か 3000人が見学
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100911/t10013930441000.html 飛鳥時代の女帝、斉明天皇の墓である可能性が高いとされる奈良県明日香村の牽牛子塚(けんごしづか)古墳で、
現地見学会が開かれ、考古学ファンなど3000人が訪れました。
7世紀後半の飛鳥時代に造られたとみられる牽牛子塚古墳は、
このほど明日香村教育委員会の調査で、当時の天皇の墓に特徴的な八角形だったことが確認され、
多くの専門家が、斉明天皇の墓である可能性がきわめて高いとしています。
宮内庁が斉明天皇の墓として管理する天皇陵は別の場所にあり、
今回の調査結果は、宮内庁の説を覆す可能性のある第一級の発見とあって、
見学会には、11日一日で3000人が訪れました。見学した人たちは、
八角形の古墳であるという根拠になった長方形の石を並べた古墳のすその部分や、
巨大な石をくり抜いた埋葬施設などをのぞき込んだり、写真に撮ったりしていました。
神奈川県から訪れた夫婦は「大阪に向かう予定を急きょ変更して来ました。
斉明天皇の墓の可能性があるという古墳のすごさに驚いています」と話していました。
見学会は12日も開かれます。
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