米軍、「ホモ爆弾」の開発を検討
米空軍の出費を調査していたバークリーのある監視機関はこのほど、敵をホモセクシュアルにし、戦闘よりもセックスに関心を抱かせる「ホモ爆弾」の製造を空軍が提案していたことを明らかにした。
国防総省はCBS5に対し軍首脳部がこのホルモン爆弾を検討した上で却下したことを認めた。
バークリーズ・サンシャイン・プロジェクトのエドワード・ハモンド氏は情報公開法に基づき、オハイオ州デイトンの空軍ライト研究所から提案書のコピーを入手した。
提案書は、非致命的武器の開発の一環として、「不快だが完璧に非致命的な例として、特に同性愛的な行動をひき起こすような、強い催淫剤が挙げられよう。」としている。
この書類によれば同研究所はこの化学兵器の開発費として750万ドルを申請している。
「ライト研究所は敵の兵士をゲイにする化学物質を含んだ爆弾を提案していました。抵抗できないほど兵士が互いに惹かれあって、部隊の機能を停止してしまおうというわけです。」
ハモンド氏は書類について語った。「少量であれば人体に好ましい化学物質を、呼吸や皮膚の露出により摂取させ、兵士をゲイにしてしまおうというものです。」
国防総省はCBS5に対し、空軍のこの提案は1994年になされたとしている。軍は現在はこのような兵器の開発はしておらず、過去の計画は放棄したと強調した。
カリフォルニアのゲイ・コミュニティ「イクオリティ・カリフォルニア」のリーダー、ジェフ・コーズ氏は、このゲイ爆弾の発想を不快だが笑えるとしている。
「歴史を通じてゲイやレズビアンは軍で殊勲を立てるような勇敢な男女を輩出しています。ゲイになれば軍が機能停止し恋愛をするようになるという考えは全く不快です。
また男女のどちらを愛するかという性的指向は不変だという多くの医学的データがあり、まったくばかげた話でもあります。」
ソース
http://tokyo.txt-nifty.com/fukublog/2007/06/post_b1a6.html