地震想定し1000人が参加 宇都宮で県総合防災訓練
県・宇都宮市総合防災訓練(県、市主催)が29日、市農林公園ろまんちっく村で行われ、関係団体や
民間企業など100団体約1千人が参加して実践的な訓練が繰り広げられた。
同市での開催は1983年以来27年ぶり。
同日午前8時59分ごろ、県南部で直下型地震が発生し、市内で震度6強の被害が出たとの想定。
佐藤栄一市長を本部長とする災害対策本部を設置し、災害救助法の適用と自衛隊派遣を県に要請した。
訓練では、市内全39地区の自主防災会や同市国本地区の市民が災害時要援護者と助け合って避難したり
初期消火に取り組んだりした。
また県内で唯一、国際消防救助隊に登録する市消防本部の隊員6人や県警機動隊、自衛隊員らが
倒壊家屋からけが人を救出するなど、本番さながらの緊迫した場面が展開された。
http://www.shimotsuke.co.jp/dosoon/official/20100830/374136