ミャンマー(ビルマ)ですしブームが起きている。最大都市ヤンゴンには在留邦人は500人ほどしかいないが、
すし店のオープンが続き、「確認できるだけで10店を超えた。スーパーにも回転ずしコーナーができ、
持ち帰りずしも並ぶ。日本人めあてではなく、世界的なすし人気が到達したかたちだ。
握るのは、日本のすしブームを支えたミャンマー人職人たち。
市中心部の繁華街チャイナタウンの一角にある「正田寿司(ずし)」は1月に開店。
4人掛けのテーブルが6卓並ぶ店は、常ににぎわっている。
この店を知るヤンゴン在住の日本人はほとんどいない。経営者のマウンさん(46)は
「うちは地元客を相手にする店。味付けをミャンマー人向けにしているから日本人には
合わないんじゃないかな」と流暢(りゅうちょう)な日本語で説明した。
http://www.asahi.com/food/news/TKY201008280091.html