なぜ年寄りは戦争に負けたくせに偉そうに戦争体験語るのか 勝ってから自慢しろ

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1 ゲームクリエイター(千葉県)

戦争の悲惨さを語り継ぐ「戦争語り部コーナー」が28日、大淀町の町文化会館で初めて開かれた。
終戦直後の混乱する中国北部から引き揚げてきたり、学徒動員された元兵士ら10人の体験談に、夏休み最後の土曜日を利用して集まった小中学生ら約70人が聴き入った。
小中学校にボランティアを派遣する町学校支援地域本部が夏休み宿題支援として、戦争を語り継ぐために企画した。
会場には、戦場での幸運を祈るお守り「千人針」や、入隊する兵士に贈った日の丸への寄せ書き、軍服なども展示した。
元同町長の森勝彦さん(78)が体験を証言。森さんは終戦直前に父親の仕事の都合で中国北部の地方都市・張家口に滞在していた。
旧満州(現中国東北部)にソ連軍が侵攻した後、北京に避難した。中学生だった森さんは学徒動員から除隊となり、母親と一緒に列車で逃げた。
ゲリラに襲撃されたが、駅を守備していた日本兵が撃退し、兵士たちは畑のリンゴをもぎ、「みんな元気で帰れよ」と投げ入れてくれたという。
栄養失調で毎日子どもが死んでいくのを目の当たりにし、森さんは「悲惨な状況だった」と振り返る。

http://mainichi.jp/area/nara/news/20100829ddlk29040296000c.html