ース五輪第3日は16日、当地で行われ、レスリング女子46キロ級決勝で宮原優(東京・安部学院高)が
モルドバの選手を破り、優勝した。バスケットボールでは1チーム3人で争うスリーオンスリーの女子1次リーグが始まり、
日本はイタリアに17−26で敗れ、初戦を落とした。トライアスロン男子の久保埜勇貴(茨城・ウィザス高)は26位だった。
市街地に設置された特設コートに、DJの実況と大音響が響き渡る。
バスケットボール・スリーオンスリー(3on3)の会場は野外に面し、開放感があった。
通常のバスケットは1チーム5人だが、半面のコートを使い3人で戦う。
もともとは若者の遊び「ストリートバスケ」。
国際オリンピック委員会が「スポーツ離れが進む若者が関心を持つ競技を増やしたい」
と導入を推進した。5分のクオーターを2回(通常は3回)実施。
試合時間内でも先に33得点した方が勝利する。激しい点の奪い合いが魅力だ。
日本はイタリアの強い当たりに苦しみ、コート外にはじき飛ばされた選手もいた。
国内の高校1、2年生で構成し、12得点を挙げた長岡萌映子は17歳以下日本代表。
今月3日に全国高校総体で北海道・札幌山の手高の初優勝に貢献した長岡は「1対1の戦いになり、個の力が大切と感じた」。
チームを指導する日本協会の萩原美樹子・ジュニア専任コーチは「(コートが狭いため)空間をうまく使い、
体の強さも要求される。走り勝つスタイルの日本はまだ適応できていない」とみる。
国際連盟は国際ルールを統一し、20年五輪での採用を目指す。日本も今月15日に初の全国大会を開いたばかり。
萩原コーチは「5人制とは分けて、特別に強化する必要がある」と話している。
http://mainichi.jp/enta/sports/news/20100817k0000m050070000c.html