名鉄踏切で女児はねられ死亡
8月14日 12時48分
14日午前、愛知県知多市の名鉄常滑線の踏切で小学1年生の女の子が電車にはねられ、死亡
しました。この事故で名鉄常滑線は、一部の区間の上下線で、およそ30分にわたって運転を
見合わせました。
14日午前9時すぎ、愛知県知多市大草の名鉄常滑線の踏切で近くに住む会社員千賀仁さんの
長女で小学1年生の遥さん(6)が下りの2両編成の普通電車にはねられました。この事故で
遥さんは病院に運ばれましたが、頭を強く打っていて、死亡が確認されました。電車の乗客お
よそ15人にけがはありませんでした。現場は、車が通行できない道幅の狭い踏切ですが、遮
断機と警報機は設置されています。警察によりますと、当時遮断機は下りていたということで、
電車の運転士は「女の子が小走りで踏切に入ってきた。ブレーキをかけたが、間に合わなかっ
た」と話しているということです。現場近くに住む52歳の男性は「地元の人しか通らず、周
囲に木が生い茂っているため、見通しの悪い踏切です。こんな事故が起きて残念です」と話し
ていました。この事故で名鉄常滑線は、一部の区間の上下線で、およそ30分にわたって運転
を見合わせました。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20100814/t10013356201000.html