メッツのフランシスコ・ロドリゲス投手が逮捕されて出場停止となり、五十嵐亮太投手がメジャーに復帰することが決まった(8月12日付ニューヨーク・タイムズ)。
12日、ヨハン・サンタナ投手がロッキーズ戦に先発し、4対0の完封勝利を飾った。
クローザーのロドリゲスが前日、球場内の親族用ラウンジで、内縁の妻の父親に暴力をふるって逮捕され、出場停止処分を受けていたため、サンタナが9回を投げきったのはメッツにとってはなによりだった。
罪状認否手続きのあと、ロドリゲスは内縁の妻や父親らと接触しないことを条件に釈放された。
球団はロドリゲスをリストリクテド・リスト(40人ロースターから外し、球場施設の使用についても制限される)に入れ、代わりにMLBと選手会の了承を得て五十嵐のメジャー昇格を決定した。
ロドリゲスは2009年にメッツに入団してから、コーチや他球団の選手とのいさかいなど、なにかと問題を起こしてきた。
ここ数年、低迷しているメッツは若手主体のチームへの変身をはかっているが、契約条件が足かせとなってロドリゲスを放出できるかどうかは不明だ。
ロドリゲスの逮捕を受けて、チームメートは一様に「暴力行為はいけないが、彼が戻ってきたときには仲間として支える」と述べた。
ロドリゲスと同じベネズエラ出身のサンタナは力投で彼らの気持ちを代弁したといえる。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0813&f=national_0813_182.shtml 依頼439