結局、七英雄とはなんだったのか

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32 バレエダンサー(アラバマ州)
(お母様……)
「帰ったのね、ギュスターヴ。待っていたわ。」
「ごめんなさい。また洞窟へ行っていて。ケルヴィンが迎えに来てくれました。」
「そう。ケルヴィンはいいお友達ね。」
「…。」
「本当に大きくなって。テルムを出て12年ですものね。もう安心です。」
「いやだ。お母様。僕を一人にしないで。」
「ケルヴィンやフリンたちがいるわ。人は一人では生きられないのだけれど、あなたはもう一人ではないわ、ギュスターヴ。周りの人たちとの関係を大事にしなさい。そうすれば、皆もあなたとの関わりを大切にしてくれます。」
「はい。」
「潜入!アレクセイではタイラーを潜入させなさい。」
「はい。」
「ハン・ノヴァはすべて歓楽街にしなさい。」
「はい。」
「ジニー編に突入したら大ミミズの穴で徹底的に鍛えなさい。」
「はい。」
「将魔は石と樹を倒しなさい。」
「はい。」
「ギュスターヴ、もう一度顔をよく見せて。」
「…はい。」
「違う!もっと真剣になるのだ!奴の必殺技ソウルスティールは見切った。この見切りお前に授けよう。」
「かあさまー。」