「この間、痴漢にあってね・・・。」などと目をキラキラさせて話す「痴漢被害者ブリッコちゃん」を知っているだろうか?
こちらがそんなに興味がなくとも一言「大変だったね。」と言うと目をキラキラ輝かせ、待ってましたと言わんばかりによく喋る。
「他人事だと思っていたのに、遭っちゃって困るし、ムカつく!」と言葉では怒りをあらわにしているが、その瞳の奥には輝きと期待を隠しつつ、
口元が緩んでいる様はなんとも滑稽だ。
痴漢自慢女たちの一般的概念は、生娘気取りで自意識過剰な女性に多く、自分が魅力的であることに気付かれないので、
痴漢自慢をすることで自分の魅力をアピールしている寂しい女に多いと思われがちだが、実はそれだけではない。
彼女達は、毎日同じことの繰り返しに飽きて、仕事もルーチンワークばかり、そんな彼女たちが求めているのは非日常であり刺激。
痴漢されるということは非日常なわけであり、イレギュラーワークであり、刺激なのだ。
刺激的な経験をすると、注目される快感を覚えてしまい、何度も何度も痴漢被害を自慢する。
そして注目された快感が忘れられず、自分が正義のヒーローか何かだと勘違いし、使命感と勝手な責任感に燃えてくるので、
暴走し始めると謎の痴漢被害者団体を設立し、いつの間にか駅の改札あたりで痴漢撲滅運動をはじめかねない。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20100807/Himo2_1236600.html