ν速終わったな

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1 車掌(宮城県)
【書評】『終わりなんかに、させない』小林由佳著
2010.8.1 08:14

『終わりなんかに、させない』小林由佳著、(青志社・1365円)
 余命あとわずかと医師に告げられたとき、自分だったらどうするだろう…。
人生を真剣に考えるきっかけになる一冊だ。
著者は生まれながらに難病の「先天性胆道閉鎖症」と診断され、昨年6月、余命1年を宣告された歌手。
今でも呼吸障害に陥ることはあるが、それでも歌うことに生きる喜びを感じ、命をつないできた。
そして、宣告から1年が過ぎ、6月11日には、自ら企画したライブを成功させた。
会場では生きることの意味を真正面から問いかけ、未来に向けて一歩を踏み出すという明るい曲をファンに届けた。
本書では著者が何度も困難な手術を受け、入退院を繰り返しながら人生を着実に切り開いてきた足跡が分かる。
涙なしでは読めない。(青志社・1365円)

http://sankei.jp.msn.com/culture/books/100801/bks1008010816005-n1.htm