日本三大火祭りの一つ「青森ねぶた祭」(国指定重要無形民俗文化財)が2日、青森市で開幕した。
戦国武将や伝説、史実を題材にした大小29台のねぶたが一斉に出陣、沿道を埋めた大勢の観客を魅了した。
この日の同市は最高気温が26・6度と、30度を超えた前日とは打って変わって暑さが一段落し、
午後からは時折、雨が降るあいにくの天候となった。
午後7時10分、合図とともに祭りが始まり、同市中心街の各地点に陣取ったねぶたが
力強い笛や太鼓のはやしと「ハネト」と呼ばれる踊り手の「ラッセラー、ラッセラー」の掛け声に合わせて右に左に大見えを切りながら中心部を練り歩くと、
観客から大きな歓声と拍手が沸き起こった。
7日まで。青森観光コンベンション協会では期間中、昨年並みの330万人の人出を見込んでいる。
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100802/trd1008022157008-n1.htm