中国・上海万博の洪浩事務局長は31日の記者会見で、万博会場内で飛び降り自殺未遂騒ぎが
相次いだことを受け、安全対策を強化する方針を明らかにした。
洪氏は、入場の際の安全検査を強め、問題の発生を未然に防ぐほか、会場内のパトロールや検査も強化すると強調した。
また、各パビリオンに対して、突発事件に備えて警備を強めるよう求めているという。
22日、男が万博文化センターのバルコニーから飛び降り自殺を図ろうとしたのに続き、
翌23日には韓国館の屋上に上った男が警官に対し、飛び降り自殺すると脅す騒ぎが起きていた。
一方、洪氏は、1番人気の中国館の偽造予約券が売られていることを受け、
これまでの紙の予約券をやめ、8月上旬からICチップが入った「電子予約券」に替えると述べた。 (共同)
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