【真岡】地元ならではの食の開発を目指す真岡商工会議所オンリーワン商品開発チームの土産開発委員会は29日夜、
同会議所で第1回会議を開いた。イチゴを中心にした新たな土産品を本年度中に開発することとし、
10月には素材の選定から商品化までのアイデアを広く公募。市民との協働による新商品の開発を目指している。
同チームは同会議所や市、市民などで組織する「もおか元気まちづくり研究会」の事業実践チーム。
昨年度は食の開発事業に取り組み、豆腐料理コンテストを実施した。
土産開発委員会は「真岡に行ったら必ず買う」と、多くに人から支持される名物の創作が目標だ。
メンバーは食品加工会社、農協、菓子店の代表や高校教諭など13人。
会議では、もおか元気まちづくり研究会の概要、オンリーワン商品開発チームのこれまでの取り組みや
土産開発委員会のタイムスケジュールが説明された。
委員会は今後、おおむね月1回のペースで会議を開き、10月にアイデアを公募。11月にはパッケージを
デザインした試作品を製作し、来年2月の天の織姫市で商品として発表する。
開発した商品の市場調査をしながら、品質の向上を図るとともに「商品登録」などについて専門家の指導を受ける。
メンバーからは生産日本一を誇るイチゴをキーワードにした食品開発を考え、一般公募すべきとの意見が出された。
一方、イチゴは年間を通しての作物ではないため確保が難しいのでは、といった声も上がった。
また真岡木綿とイチゴのコラボレーションを考えてはなど、さまざまなアイデアが出された。
2回目からは、イチゴの加工方法などを研究しながら、意見の集約を図っていく。
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20100730/358911