フォッサムが横手投げに挑戦
阪神のケーシー・フォッサム投手(32)が29日、鳴尾浜での残留組練習に参加し、サイドスローへの転向に挑戦した。
これまではスリークオーター気味の投球フォームだったが、さらに腕の位置を低くし、ブルペンで投球練習を行った助っ人左腕。
ファームから報告を受けた久保投手コーチは「もともと、サイド気味ではあったけど、
本人がファームのコーチと話し合っていろいろやってみたんでしょう。そういうチャレンジはどんどんやってほしい」と背中を押した。
現在、1軍の中継ぎ左腕はルーキーの藤原1人だけ。残り57試合、し烈を極める優勝戦線を戦い抜く上で中継ぎ起用の可能性も出てくる。
サイドスロー転向が成功すれば、対左のワンポイントでの起用など選択肢が広がってくる。
久保投手コーチは「起用法に関してはファームに任せてある」と言いつつも、「どんな形でもいいから戦力になってほしい」とエールを送った。
ここまで先発で2勝5敗、防御率5・72と結果を残せていない左腕。生き残りをかけ、新たな挑戦を始めた。
http://www.daily.co.jp/newsflash/2010/07/30/0003258659.shtml