任天堂がマジコンをめぐって英国で起こした訴訟で、同国の裁判所は
マジコンの販売は違法だとする判決を下した。
任天堂は既にマジコン業者と法廷外で和解していたが、英著作権法がマジコンにも
適用されると明確にする判決を求めていた。
被告側は、マジコンには自作ソフトを実行するなどの合法的な用途もあると主張していたが、
そのためには任天堂のプロテクトを破らなくてはならず、
それが侵害行為に当たると裁判所は判断した。今回の判決により、
今後英国でマジコンの販売はできなくなるが、既に販売された分に対しては影響ないという。
任天堂は積極的にマジコン対策を進めており、各国で販売業者を相手取って
訴訟を起こしている。日本 やオランダなどではマジコンの販売を禁止する判決が下されている。
フランスやスペインの裁判所は、マジコンは合法的な目的にも使えるため販売差し止めはできないとしている
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1007/29/news067.html