46 :
高校生(静岡県):
高垣「いいえ。私の周りにも「乃絵がかわいそうという方もいるのですが、私は眞一郎と結ばれても幸せではなかったと思っています。
これは西村監督がおっしゃっていたんですけれど「上を目指す物は常に孤独である。」と。
ですから、乃絵って、あの痛みを通して成長できたと思いますし、多分恋愛とは違う面で眞一郎とは深く繋がっているのだと思います。
ですからあのラストは、私にとって悲しいエンディングではなく、非常に美しいものだったと思っています。
CDドラマでは、そのラストへいたるまでのお話をシリーズ構成の岡田麿里さんが書いてくださっているのでぜひ聞いてください。
乃絵って自分の価値観とかをもっていて、独自の目線で世界をみているけど、けっこうデコボコがあるんです。
そんな彼女が、より広い視野で世界を見つめられるようになって人と関わって行く姿や成長が描かれていますから。
自分の心の変化とリンクしている部分があり、CDドラマでも、こめられたメッセージにすごく背中を押されました。
「true tears」と出会って、私は大切なものをたくさん学ばせていただきました。すべてが宝物です。
私は石動乃絵であれて幸せでした。これを翼に、誇りにして一生大事にしていきたいです。
この作品に関わられたすべての方、そして、ご覧になってくださったみなさまに感謝でいっぱいです。本当にありがとうございました。
乃絵は天使