【国連】退任の高官が「現事務総長の下で腐敗が進んでいる」と批判

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1 文筆家(京都府)

国連高官が事務総長批判=「透明性や説明責任が欠如」

 【ニューヨーク時事】国連の事務次長(内部監査室担当)を先週退任したインガブリット・アレニアス氏が
潘基文事務総長にあてた退任前の報告書で、「(国連には)透明性はなく、説明責任も欠いている」と述べ、
事務総長の国連運営を批判していたことが20日、分かった。

 同氏は、国連内の不正行為を調査する内部監査室の任務遂行が事務総長に阻害され、監査体制が
弱められたと主張。事務総長の指導力欠如を指摘するとともに、「事務局で腐敗が進んでいる」と問題視した。

 事務総長側はこれに対し、事実誤認であると述べ、事務総長が就任して以来、説明責任と透明性の強化
に取り組んできた「実績」を強調した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010072100140