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271 ノブ姉(長屋)
民主党参院予算委員長簗瀬進はなぜ落選したのか 慢心、環境の違い


記者は見た! 民主重鎮・簗瀬進氏、なぜ新人に苦杯 3選阻んだ舞台裏 参院選栃木選挙区

 11日投開票の参院選は民主党敗北で終わったが、栃木選挙区でも、3選を目指した民主党現職の参院予算委員長、
簗瀬進氏(60)が、自民党新人の元県議、上野通子氏(52)に約5千票差で涙をのんだ。全国の選挙区で最後に
当選が決まるという息詰まる大接戦を演じた末のことだった。

 簗瀬氏は、旧民主党の名付け親を自任し、鳩山由紀夫前首相、菅直人首相とも昵懇の仲だ。現職の強みと知名度で
選挙前は優位に立つとみられていた。選挙態勢も、民主党県連と連合栃木が総合選対を組み、党支持者と労組票を
固めて盤石のはずだった。

 何しろ相手は、自民党が公募の女性新人。みんなの党の荒木大樹氏(39)も、渡辺喜美代表のおひざ元とはいえ、
全くの無名の新人のうえ、公示3週間前の駆け込み出馬だったからだ。

 簗瀬氏のつまずきは何があったのか…。

 最も大きかったのは、民主政権の支持率低下だろう。コアな民主党支持層と労組の組織票はあるものの、もともと
浮動層の取り込みがなければ当選はおぼつかなかった。それが支持率低下で浮動層のうち民主寄り層が逃げ、
一部は上野氏に行き、多くを荒木氏に食い荒らされた。
 期待していた連合も産別は身内の比例候補の支援には力を入れたが、産別同士の横のつながりがなく、簗瀬氏を
支える力としては弱かった。系列県議や市議らが必死に動き、個人の票を積み重ねた自民党に、組織票が最後の最後に
振り切られた格好となった。
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/100718/elc1007181201000-n1.htm