日航ジャンボ機墜落事故の現場「御巣鷹の尾根」(上野村)の
登山口に、登山者カードを入れる木箱が同村に無断で
設置されていたことが分かった。同村は「個人情報が悪用されかねない」
として16日、撤去した。
同村によると、登山口を含む尾根一帯は村有地。無断で置かれた木箱には
「祈山カード」と書かれた住所、氏名などを記入する紙とボールペンが備え付けられ、
木箱の中には記入済みの20〜30枚のカードが入っていた。設置者は不明で、
慰霊登山で訪れた人らが公的機関が設置したと勘違いして入れたとみられる。
同村は「いつ誰が何の目的で置いたか分からないが、個人情報が記載されており、
いたずらの温床になると考え撤去を決めた」と話している。
一方、同村は登山口などに同日、マナーを守るよう呼び掛ける看板を設置した。
登山道に6月、お供え物とみられるスナック菓子が散乱しているのが見つかったため。
お供え物は動物が荒らしてしまうため、「お持ち帰りください」と注意を促している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100717-00000040-mailo-l10