【インド社会】デリーの「トイレ改善」は英連邦競技大会に間に合う?
立ちこめる小便の匂い、女性用トイレの欠如、屋外で排便する市民――。デリーはインドの首都として、
「トイレが足りない」「“迷惑行為”を放置している」という悪しきイメージを返上する必要がある、それも
英連邦競技大会(コモンウェルス・ゲームズ。CWG)の開催前に手を打つべきだと専門家が指摘している。
PTI通信が7月5日付で報じた。
公衆衛生活動で知られるNGO「スラブ・インターナショナル」の創設者ビンデシュワル・パタク氏は
次のように語る。「今年10月に開催されるCWGには少なくとも10万人がデリーを訪れると予想されている。
それまでに、デリー市民は衛生習慣を改善し、デリー市庁も不衛生な迷惑行為には厳罰を科す必要がある。
特に、近くにきちんとしたトイレがあるにもかかわらず屋外で用を足す者は、厳しく取り締まるべきだ。
これは今に始まったことではない。歴史的に見ても、こうした迷惑行為は紀元前の昔から重い罰金刑の
対象になっていた」。
http://news.indochannel.jp/news/nws0002404.html