ゆうちょトラブルの原因は全銀接続用システム(開発はNTTデータ)、3年前の落札価格は…
2010年7月12日に発生したゆうちょ銀行のシステムトラブルの原因は、
同行の勘定系システムを全国銀行データ通信システム(全銀システム)と接続する、
「全銀接続用システム」(関連記事)の障害であることが分かった。
システムは7月13日午前8時50分に完全復旧している。
全銀システムは内国為替を処理するシステムだ。
銀行は全銀システムと接続することで、自行の窓口やATM(現金自動預け払い機)から他行の口座に送金したり、
他行の窓口やATMから自行の口座に送金したりできるようになる。
トラブルがあったのは、この全銀システムとゆうちょ銀の勘定系をつなぐ、全銀接続用システムだ。
同システムは、旧大和銀行の勘定系システム「NEWTON」をベースにNTTデータが構築したもので、日本IBM製のメインフレーム上で動作する。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100713/350216/ 報道のとおり、日本郵政公社は今年10月の分割民営化後に、公社の郵便貯金部門を継承する
ゆうちょ銀行の次期基幹系システムを巡る入札で、NTTデータが公社側の見積もりを大幅に下回る220億円で落札した。
今回データが落札したのは、民営化後のゆうちょ銀行が販売する住宅ローンや保険商品の販売管理システムで、日
立製作所製のメインフレームで稼動する旧UFJ銀行が開発したシステムを用いるものだ
http://slashdot.jp/~von_yosukeyan/journal/406287