相撲協会理事代理が闇社会と接点か スルガ リキットオーディオ
いわく付きの企業で社外取締役や顧問務める
賭博問題で大揺れの「日本相撲協会」の理事長代行に外部理事の
村山弘義氏(73)の就任が決まった。村山氏は元東京高検検事長。
協会と“闇社会”との関係を断ち切る手腕を期待されての登板だが、うまくいくのか。
07年の新弟子リンチ死事件後に協会は、元警視総監の吉野準氏(75)を
監事に招聘(しょうへい)した。「角界改革」に本腰を入れるためだったが、
村山氏の理事長代行も、その延長線上にあるという。ただ、
気になるのは村山氏と反社会的勢力との“接点”だ。
「村山氏が社外取締役だった東証2部の不動産会社『スルガコーポレーション』(08年上場廃止)は、山口組系組織のフロント企業に立ち退き交渉を委託して
いたことが発覚し、社会問題化しています。顧問を務めたマザーズ上場第1号の
ネット音楽配信会社『リキッド・オーディオ・ジャパン(現ニューディール)』
(09年上場廃止)の当時の社長は暴力団のフロント企業出身者だった。ちなみに
リキッド社のオーナーは今年2月、警視庁組対総務課に民事再生法違反容疑で逮捕
(その後釈放)されています」(経済ジャーナリスト)
東京高検検事長といえば、ポスト検事総長の筆頭。そんな大物ヤメ検が1度なら
ず2度も「反社会的勢力」絡みの企業の幹部に就いていたとは脇が甘いとしか言いようがない。その上、今回も「反社会的勢力」のカゲがチラつく相撲協会だ。
「もし村山氏が“闇社会”に近い存在なら“臭いものにフタ”になる可能性が高い。だが、不覚にもいわく付きの企業と関わってしまった過去を反省しているのな
ら、大ナタを振るうことが期待できます」(司法記者)
http://news.livedoor.com/article/detail/4875312/