「選挙の投票とかけて熊本城の石垣とときます」「その心は?」「ひとつ、ひとつのいし(意思・石)
が大事です」−。11日投開票の参院選で、県選管はお笑い芸人のネタとして注目を集める
「謎掛け」を取り入れ、投票を呼び掛けている。「これまでにないくだけた感じで好感が持てる」
などと若い世代からも好評という。
広報には落語家に扮[ふん]した犬のキャラクターが登場。謎掛けは、熊本城の石垣のほか
「自動車の運転ととく」パターンもあり、「危険(棄権)行為はいけません」が「オチ」となっている。
6月24日の公示日にポスターを披露し、チラシも作成。新聞や生活情報誌、「くまにちコム」
にも広告掲載している。熊本市中心部の街頭ビジョンでも放映中で、今月4日からは、テレビ
やラジオでコマーシャルとして流している。参院選の広報予算は総額で1500万円。
県選管は「くだけてはいるけど、まじめに投票を呼び掛けている。中高年に比べて投票率が
低い若年層の関心を高めたい」と話している。
県内の参院選の投票率は前回の2007年は63・11%。1974年の80・80%が過去最高
で、過去最低は95年の52・94%。(川崎浩平)
http://kumanichi.com/news/local/main/20100706008.shtml [スレ立て依頼所291]