宮崎の口蹄疫、27万6000頭の処分完了

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1 ヒイラギ(東京都)

宮崎の口蹄疫、27万6000頭の処分完了
口蹄疫

 宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、県は30日、ワクチン接種した家畜の
殺処分と埋却が終了したと発表した。感染家畜(疑い含む)と合わせて計27万
6049頭の処分がすべて完了したことになる。これを受け、東国原英夫知事は
1日、イベント開催の自粛などを県民に呼びかけていた「非常事態宣言」につい
て、感染が多発した県東部を除いて解除する方針。

 30日は、高鍋町で拒否している牛農家1戸の6頭を除き、都農町など4町に
残っていた最後の3393頭を処分した。知事は「畜産農家の無念や不安は言葉
に尽くせないが、埋却や消毒に従事した方や県内外からの支援に感謝したい」と
のコメントを出した。

 一方、新規感染は6月18日を最後に発生しておらず、終息確認調査を経て、
早ければ7月16日午前0時にも県内全域で移動・搬出制限区域が解除される。
(2010年7月1日 読売新聞)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20100701-OYS1T00188.htm