宝くじ偽装疑い 長野の男逮捕 番号2カ所違い悔しくて
6月29日(火)
当せん番号と2カ所だけ違っていたので悔しくて、つい…。宝くじの当せん券を偽造し銀行から金をだまし取ろうと
したとして、長野中央署が詐欺未遂の疑いで長野市信更町の農業の男(68)を逮捕し、同署の調べに対し、男が
動機をこう供述していることが28日、捜査関係者への取材で分かった。
同署によると、男が昨年購入した年末ジャンボ宝くじの1枚が、2等1億円の当せん券と同じ組だったものの、
6けたの番号のうち二つが当せん番号とは違っていた。このため、外れた別の券から数字二つを切り取って張り付け、
カラーコピーした−と供述しているという。
25日午後、男が同市問御所町のみずほ銀行長野支店を訪れ、窓口の行員に券を渡した。当せん券を判別する
機器にかけたところ異常を示し、手触りも本物とは違ったため、行員が近くの交番に通報。駆け付けた同署員が
現行犯逮捕した。
http://www.shinmai.co.jp/news/20100629/KT100628FTI090012000022.htm