【就活】 大学4年生の「就職希望者」 4割以上が内定をもらえなかったことが判明

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1 ウケクチウグイ(関西地方)

「超氷河期」といわれた今年の就職戦線。4月に大企業、5月に中堅企業の内定が出そろいヤマを越えた。

 6月1日時点で内定を取り付けた学生は59.7%。ナント6割を割って、
04年の調査以来最低となったことが、新卒採用広報メディア「ディスコ」(東京・文京区)の
インターネット調査(1?8日)で分かった。

 就職希望者の4割超の学生が内定をもらえなかったのだから一大事だ。
就職がかなわなかった学生は、これからどうしようと考えているのか。

 この夏・秋の採用企業へ応募するという学生が多い。
「今後のチャレンジ組は、内定者・未内定者含めて57.9%にのぼります。
前年の調査では42.9%でしたから15ポイントも増えています」(ディスコ広報担当者)

 しかし、夏・秋採用の募集枠は決して多くない。
残席をめぐって競争はますます激化するのは目に見えている。証券大手幹部がこう指摘する。
「夏・秋採用が最近増える傾向にあるとはいえ、募集するのは外資系の日本子会社が多い。
これら外資系企業が求めているのは、第一に欧米の大学で学んだ学生です。
英語のほか、もうひとつ外国語ができて、欧米の生活を知っているから付き合いやすい。
日本在住の学生が採用されることはまれです」

 まだ内定が取れていない学生の就職戦線は3カ月を超す。
落ちるたびに精神的にマイっている。そんなせいだろうか、来年にかける学生が増えている。
「就職先が激減する今、ジタバタしても仕方ない。来年にかける」(法大4年生)、
「就活を通じて自分がどういう仕事や職種に向いているのか分かってきたので再チャレンジしたい」(早大4年女子)――。
「昨年就職に失敗した先輩が留年したが、今年大企業にチャレンジして
内定をいくつも取った人もいるので見習いたい」と言う学生もいる。

 大学生を持つ親の悩みと不安も尽きない。

http://netallica.yahoo.co.jp/news/128457