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477 ヒメダカ→メダカ(石川県)
<科学者満足度>デンマーク1位、日本最下位 英誌調査
日本の科学者は主要国で最も不幸せ−−。こんな調査結果を、英科学誌ネイチャーが初めてまとめ、
24日付で発表した。満足度1位はデンマークだった。日本人は他国に比べ、休日が少なく研究テーマの
選択で裁量が小さいとして強い不満を抱いていた。科学技術立国を掲げる政府だが、科学者が将来の
展望を抱けるような政策が求められそうだ。

 同誌は3〜4月、インターネットを使って、世界の科学者に「給与」「休日の取得」「産休・育休」など
8項目の労働環境について、満足(1点)から不満(0点)で点数化してもらった。今回、日米欧や、
科学技術が伸びている中国やインド、韓国の計16カ国の研究者約1万500人について分析した。

 それによると、日本は「休日」(0.424点)「労働時間」(0.448点)「研究テーマの独立性」
(0.567点)「上司や同僚からの指導」(0.442点)の4項目で最下位を記録し、デンマークの
点数の5〜7割だった。残りの「給与」など4項目も12〜15位にとどまった。

 デンマークに続いてオランダ、スウェーデンの科学者の満足度が高かった。

 科学技術政策に詳しい角南(すなみ)篤・政策研究大学院大准教授は「日本は、中印より施設面
などの研究環境は劣らないはずだ。しかし満足度が低いのは、奴隷的な労働環境で将来性を
見いだせていないためと言える。政府は危機感を持つべきだ」と指摘する。【西川拓】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100624-00000007-mai-soci