(CNN) 米アメリカン航空によると、サンフランシスコ発シカゴ行きの同社便で14日、
飛行中に副操縦士が体調を崩し、パイロット免許を持つ女性客室乗務員が業務を引き継いだ。旅客機は予定通りオヘア国際空港に着陸した。
アメリカン航空の報道担当者によると、パイロットが着陸前に「インフルエンザのような」症状を訴え、
乗客にパイロット免許のある人はいないかと呼び掛けたところ、5人の客室乗務員のうちの1人が申し出た。
乗務員は手際よく業務を引き継ぎ、着陸に成功した。乗員7人、乗客225人は全員無事だった。
パイロットは地上に待機していた救急隊員によって病院へ運ばれ、手当てを受けた後、自宅で休養しているという。
同担当者によれば、パイロットはミズーリ州セントルイス、乗務員はサンフランシスコを拠点としている。乗務員の経歴や操縦経験は公表されていない。
http://www.cnn.co.jp/usa/AIC201006160025.html