公然の「性のワイロ」、超高級クラブにようやくメス?北京
2010年5月11日、北京市朝陽区の警察は売春取り締まりキャンペーンを実施した。高級ナイトクラブ「天上人間」をはじめとする
娯楽施設35カ所が有償の女性サービスを提供したなどの理由で営業停止などの処分が下された。
「天上人間」と並んで有名な高級ナイトクラブである「名門夜宴」「花都」「凱富国際」も摘発され、半年間の営業停止を命じられた。
全国にもその名を知られた北京でも最高級と言われるナイトクラブ「天上人間」は多くの若くて綺麗な高学歴の「小姐(ホステス)」、
豪華な施設、一流の「サービス」、大金持ちや権力者のみ向け、などなど他にはない特徴を打ち出していた。
「天上人間 」というナイトクラブの名前を知らない中国人はほとんどいないと思われる。
政府高官との癒着や結託などをある意味では売りにしていた「天上人間」は、長い間警察も手が出せないタブーだった。
「天上人間」などの高級ナイトクラブに対する営業停止処分は、腐敗や特権への「宣戦布告」と見なされ、市民の注目が一気に集まった。
北京市朝陽区の東三環路にある長城飯店の西側の付属ビルに位置するナイトクラブ「天上人間」は、北に燕莎ショッピングセンター、
西に昆侖飯店、南に農業展覧館を臨む。あのあたりは “ゴールデントライアングル”といわれる高級品志向を持つ消費者が集まる
最も賑やかなエリアとして知られている。
「天上人間」の公式サイトによれば、“ナイトクラブ「天上人間」は北京において国内外の貴賓の最も多くの人気を集める娯楽施設であり、
消費場所です。ご来場の方々の中には、国内外の各界名流や企業家、国内外の映画スター、駐中国大使館員などが含まれています”という。
この紹介は決して過言ではない。「天上人間」は、ビジネス交流を手配する際の最優先の選択肢である。常に「天上人間」で
お客さんを招待することは、招待する人にとって実力と体裁を見せる絶好の機会となり、招待される人にとって後日に他人に誇示したい話題ともなる。
後略
http://news.livedoor.com/article/detail/4824785/