【ソウル=箱田哲也】ラヂオプレス(RP)によると、北朝鮮の朝鮮中央テレビは12日夜、
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の開幕戦、南アフリカ―メキシコ戦を放送した。
北朝鮮当局と放映権を持つ韓国のテレビ局SBSとの交渉は決裂しており、無断放映しているとみられる。
さらに朝鮮中央テレビは13日朝、フランス―ウルグアイ戦やアルゼンチン―ナイジェリア戦も放送すると予告。
ただ、韓国が2―0で快勝した韓国―ギリシャ戦は放送予定に入れていないという。
開幕戦は約1時間20分にわたり放送された。北朝鮮は日韓が共催した2002年W杯の試合を無断で録画放映したが、
前回06年のドイツ大会では韓国側が北朝鮮での放映権費用を負担していた。
http://www.asahi.com/international/update/0613/TKY201006130161.html