修行の身 戻ったつもりで”
菅総理大臣は、就任後初めて出身地の山口県宇部市を訪れ、入院中の小学校時代の
恩師を見舞ったあと、連合の古賀会長と会談し、「修行の身に戻ったつもりで、全身全霊を
あげて取り組んでいきたい」と述べ、政権運営への意気込みを示しました。
菅総理大臣は、13日昼前に出身地の山口県宇部市を訪れ、市内の病院に入院している
小学校時代の恩師の原幸江さん(91)を見舞いました。このあと、菅総理大臣は、宇部市内の
ホテルで連合の古賀会長らと会談しました。この中で、菅総理大臣は「武士ではない庶民の
なかから生まれた奇兵隊が、日本の歴史を変えたが、今の民主党は奇兵隊だと思っている。
総理大臣であるかぎりは、修行の身に戻ったつもりで全身全霊をあげて、元気な日本を復活
するために取り組んでいきたい」と述べ、政権運営への意気込みを示しました。また、会談では、
参議院選挙の勝利に向け民主党と連合が協力していくことを確認しました。菅総理大臣は、
小学校から高校までの同級生が集まった同窓会にも参加し、会場を出る際には、笑顔で両手を
あげるポーズを見せながら、「生まれ故郷で温かくしてもらい、元気がでた」と話していました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100613/t10015081441000.html