ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100609-00000083-scn-cn 街を歩いていたら、笑顔のミニスカート美女に声をかけられた。
「すみません、今捨てたゴミを、きちんとゴミ箱に入れていただけませんか」。
言うことはもっともなので、改めてゴミを拾って、教えられたゴミ箱に捨てた。
すると美女はボクの顔を抱えてキスをしてくれた――。
四川省の省都、成都市の繁華街で8 日、こんな光景が繰り広げられた。
四川新聞網が報じた。
街頭で「身を挺して」ポイ捨て撲滅のボランティアをしているのは、西華大学3年生で20歳の李小荷さんら。
いつも歩く街だが、ゴミや吸殻を捨てる人の多いのに心を痛め、「なんとか、悪い習慣を改めてほしい」と、思い立ったという。
李さんは身長170センチメートルでストレートのロング・ヘア。
白いTシャツにミニスカートといういでたちで、街に出た。
注意を受けていれてくれた人には、両手で顔を優しく抱えて、ほっぺにキス。
李さんによると「私が小さいころ、ちょっとした悪いことをしても、自分で過ちを正すと、お母さんがキスをしてくれた。それを思い出した」のだという。
キスは、モラル向上を呼びかける相手に対する「愛」だ。
8日は、約2時間の活動で十数人にキスをした。
チョッとイカしたサングラスのお兄さんも、アベックも、友達と歩く女性もいたという。
うれしいことに、キスのプレゼントのあと、他人が捨てたゴミをいくつか拾って、ゴミ箱に入れてくれる人がいたという。
李さんは、「自分の思いを理解してくれた」と考えている。
同記事を転載した新浪網が行ったアンケートによると、李さんの活動を「よいことだ。キスは愛の表現で、環境保全への注意を喚起できる」とした人は回答約 2万6077件(9日午後5時半現在)のうち49.1%。
「おかしい。キスはあまりにも開放的。わざとらしい」は43.9%、「分からない」は 7.0%。(編集担当:如月隼人)